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フラップ付の機体で離陸するとき
3−48図のAとBのコースを比較するとわかるように、Bのほうが早く離陸し、しかも獲得高度も高くなる。しかし、Bの場合は、C点でフラップを閉じ、Aと同じ上昇角で上昇することが必要である。これは、L/Dが上昇角を大きくするためである。強風のときとか突風時には、翼に大きな荷重がかかり勝ちである。このときには、3−49図の(b)のように、フラップを使用したままで上昇したほうが、強度的には翼の中央近くに荷重がよるので、安全である。

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離陸
ウインチの離陸はきわめて短時間に行なわれるので、前もって予想される要点を、頭の中に入れておかなければならない。
(1)レリーズの位置に注意する。機体によって、レリーズの位置が異なるので、違う機体に乗るときには、充分に注意する。3−50図のように、機体下面でCG近くに

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